「持続可能な人流の疎密等のデータ活用協議会」の「NO三密プロジェクト」に参加

YRPユビキタス・ネットワーキング研究所は、2021年1月12日に設立総会が開催されたコロナ禍において人々がより安全で、より快適に活動できる未来を実現することを目的とした「持続可能な人流の疎密等のデータ活用協議会」の会員として協議会事業に参加します。

協議会のメンバーは、混雑情報をはじめとした人流の粗密等のデータを様々な手段で収集・分析し、マルチメディアによる社会への情報発信に取り組む、民間企業・研究機関です(会員リストは最後に掲載)。

協議会の「NO三密プロジェクト」は、都内繁華街、商店、商業施設の混雑情報を独自に収集し、テレビ、データ放送、Webサイト、アプリなどによる情報発信を行う事業で、コロナ禍の中での、三密状況を回避しながらの市民生活への貢献を目指します。

「NO三密プロジェクト」は令和3年1月12日から同年3月31日まで実施され、当研究所は、AI技術をはじめとした最先端ICTを活用し、将来の混雑状況の予測を含む、混雑推定技術の研究開発を行います。

事業イメージ図
混雑情報の収集例

横軸は時間、縦軸はカンファレンス会場内のCOCOAのBLEアドバタイズ数。
会議開催中は混雑し、開始前後や、昼休みなどの休憩時間は混雑度が下がることが分かります。
2020 TRON Symposium(2020年12月9日〜11日)、東京ミッドタウンホールにて収集

参考

【協議会名】
持続可能な人流の疎密等のデータ活用協議会

【会長】
坂村 健(INIAD 東洋大学情報連携学部 学部長)

【会員】 
INIAD cHUB(東洋大学情報連携学 学術実業連携機構)
日本マイクロソフト株式会社
東京メトロポリタンテレビジョン株式会社
凸版印刷株式会社
ミュージックセキュリティーズ株式会社
YRPユビキタス・ネットワーキング研究所
株式会社きらぼし銀行

【記事に関するお問い合わせ先】
持続可能な人流の疎密等のデータ活用協議会事務局(YRPユビキタス・ネットワーキング研究所内)
担当 : 新堂
E-mail : sdd-office@ubin.jp
TEL : 046-847-5220