IoTのエッジノードを標準化
IoT環境の実現にはクラウドとエッジノードの連携が不可欠です。
- クラウド
ネットワーク環境に実現される高性能な計算リソース - エッジノード
現実世界の情報をクラウドへ取り込むための情報収集デバイス(センサーなど)
クラウドで実現する複雑な処理の結果を現実世界に投影(アクチュエーターなど)
IoT環境は多くの機器が接続されて実現されるので、エッジノードを非常に軽い機能として実現することで、IoTのコスト削減、環境負荷の軽減を実現します。
当研究所は、エッジノードとクラウドを、低電力環境で接続するための6LoWPANプロトコルの実装もてがけ、標準パッケージとして提供しています(同採用事例はこちらから)。
また、トロンフォーラムと協力して、エッジノードのハードウェア(IoT-Engine)と基本ソフトウェアである組込みリアルタイムOS (μT-Kernel)を標準化することで、効率的にIoTを実現するための環境作りに取り組んでいます。
IoT-Engine
IoT-Engineは、さまざまな機器やセンサーをIoT化する無線PAN(Personal Area Network)搭載のMCUモジュールです。無線PAN親機である、6Lo...
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世界へのIoT技術の広い普及の実現には、無線通信技術における電力消費が課題となります。通常、電池や環境発電で動くセンサデバイスなどをIoTネットワークに接続するためには ...
詳しくはこちら宇宙開発技術支援(T-Kernel 2.0 Aerospace(T2AS))
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